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写真=『悪魔判事』
現在放送中のtvN土日ドラマ『悪魔判事』で、司法裁判部の裁判長カン・ヨハンと、陪席判事キム・ガオンを演じているチソンとジニョンが、呼吸の合った演技ケミで楽しさを倍増させている。
カン・ヨハンとキム・ガオンは、司法裁判部というチームに所属しながらも、全然違った正義の価値観で初めての出会いから衝突を起こした。裁判をゲームと考え勝つ為に邁進するカン・ヨハンと、法に従い真実を究明するキム・ガオンの対照的な信念を持っている。
人間性さえも欠如したカン・ヨハンの冷酷な面は、目標を達成するためには手段と方法を選ばない無謀さまで見せ、キム・ガオンに疑念を抱かせた。
しかし、回を重ねるごとにカン・ヨハンの過去が徐々に明らかになりながらキム・ガオンは、彼の新しい面を知り、何か事情があるのだと理解と同情を持ち始めた。カン・ヨハンも、外見だけではなく優しさまでも死んだ兄に似ているキム・ガオンから兄の温かさを感じ、2人の間に流れていた冷たい空気が少しづつ穏やかになってきている。
特に先週の5話で、カン・ヨハンがキム・ガオンに、自分の前に立って止めるのか、もしくは、自分の横に立つのかの選択を迫られた中で、2人の感情変化は今後、彼らが同じ目標を持つことになるかもしれないという期待感させ持たせた。また、鋭い口論だけが行き交っていた会話が少しずつ些細な日常の会話へと変化していて、もっと見たくなるケミを完成させている。
こんなカン・ヨハンとキム・ガオンの関係変化からくる面白さは、チソンとジニョンの演技から始まっている。卓越した演技力でキャラクターの魅力を輝かせるチソンと、ドラマ展開に説得力を加えるジニョンの安定的な演技が相まっている。
それだけではなく、段々キャラクターに溶け込む2人の熱い演技は没入度を高め、見ている人たちを引き込む。
このように『悪魔判事』は、見れば見るほどしっかりとしたケミを見せてくれるカン・ヨハンとキム・ガオンのブロマンスを通して、豊かな面白さをプレゼントしてくれると共に、チソンとジニョンの素晴らしい演技力で週末を楽しませてくれる。
アン・ユンジ記者
(c)STARNEWS
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